良い楽器って、本当に「お得」

　私はこれまで何度も、「良い楽器って、満足しながら長く使えるので、結局お得ですよ」と主張してきました。

　先日、何気なく見ていたテレビ（マツコデラックスの番組）で、「バーキン女子」みたいな話題の事をやっていました。こんなバッグごときに数百万円も出すくらいだったら、良い楽器を買えば良いのに。勿体ない。

　同じ事は男性の、高級腕時計にも言えます。腕時計に1,000万円も出す人の気が知れません。

　もちろん個人の自由ではありますが、上記の商品って、一見実用品の様でいて、実際にはお洒落の品です。自分を飾るための品です。しかし、自分って、物では飾れないということは皆、薄々、知っていることのはずです。自分を物で飾るほど、安っぽさばかりが際立ちます。

　それなのになぜ買うのだろうか？

　その点楽器は実用品ですから、一生、楽しむことが出来ます。実用品にお金をかけるというのは理解できるのですが･･･。

　もちろんこれは批判では無いですよ。どうか誤解の無いよう、お願いいたします。