昨日は娘の所属する奈良女オケの演奏会を聴きに行ってきました。

 今回は妻が仕事で都合が付かなかったので、私独りで車で往復しました。最後まで新幹線で行こうか迷ったのですが、値段は車の方が安いし、渋滞さえ無ければ車の運転もそれほど苦ではありません。新東名は最近一部区間120km/hの制限速度で、走るのも快適です。

 そうそう、余談になりますが、新東名の120km/hの制限速度ですが、120km/hになったからといって皆バカみたいに高速度で走っているかというと、そんな事はありません。自分自身の安全と思える速度で走っています。私も110km/hくらいで走っていたでしょうか。ドイツのアウトバーンでも、制限が無いからこそ、自分自身の安全速度を意識できたのです。

 日本の制限速度は低すぎます。だから多くの車が制限速度を無視する傾向にあるのです。私の感覚では、全体的に+10km/hくらいは上げるべきと思います。

 話しをもどしまして、奈良女オケの演奏会ですが、団員が少ないので、賛助の方々が多くなってしまうと言うのはいつもの事ではあります。団員が多すぎて舞台に乗れないという大所帯の学生オケも多いという中、こういう「助け合いオケ」も素敵です。

 奈良女オケだけに限りませんが、学生オケには、社会人オケとは違った独特の音があります。「音が澄んでる」のです。社会人オケの音とはちょっと違うのです。かといって、ウィーンフィルのように技術が上手だから「音が澄んでいる」のとも違います。

 おそらく、若いために、頭の回転が早く、運動神経や瞬発力も高いが故にできる、無意識の調整力から出てくる「音」なのでしょう。

 例えば、自動車の運転で例えるならば、自動車免許を取って間もない若い人って、運転の技術は下手です。しかし、危なっかしいのですが、意外と事故はおこしません。
 逆に、自動車運転技術に自信のあるベテラン、または高齢者ドライバーは、その「自信」が「過信」に繋がってしまう可能性もあります。自分の行動が正しいと信じ込んで、考えを曲げようとしないのです。

 オケの音の違いも、このような脳の仕組みの違いから生まれると思います。

 すなわち、学生オケの音は、良いも悪いも、今しか出せない貴重な音なのです。だからそういう素敵な音を聴くことは、我々高齢者にとっても、薬やサプリメントになるのです。

 そうそう、また話しが変わりますが、東京に帰るときに亀山から四日市くらいの区間で慢性的に起こっていた渋滞が、新名神高速道路が開通したことによって無くなりました。今回はスイスイ通れました。
 また、新東名高速道路の延長で、海老名SA付近の渋滞もかなり緩和されたような気がします。

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