私のパソコンはWindowsなのですが、ずっと前から(Macにヒラギノフォントが標準搭載される前から)、大日本スクリーン社のヒラギノフォントを使っていました。
当時は印刷業者からは「えっ? TrueTypeフォントなんて使えないよ。モリサワのPostScriptフォントじゃないと」と、ずいぶん言われましたが、私はこのヒラギノTrueTypeフォントをずっと使ってきました。私の著書「弦楽器のしくみとメンテナンス」でも、このヒラギノフォントを利用しています(本文は出版社のフォントを使っていますが、図形は私が作っていますので、ヒラギノフォントを利用しています)。
そんなわけで、今でも私のパソコンの標準利用フォントはヒラギノです。だからホームページの制作も、ブログの制作も、そして表示確認も、全て無意識に「ヒラギノフォントで表示」していたのです。
最近では(もうずいぶん経ちますか)Macの標準フォントがOsakaからヒラギノに変わったことで、Web上の標準フォントがヒラギノになり、私も何の違和感も無しに使っていたのです。
ところが先日、会計用のパソコンが壊れて、新しいパソコンと交換したのです。全てのソフトとかフォントとかも総インストールの面倒な作業です。今現在、まだ完了していません。
そんな時、ヒラギノフォントをインストールしていない、真っ新な状態のWindows10で私のブログを何気なく表示してみて、その日本語表示のギザギザに驚きました。
本来なら、メイリオフォントで表示されるはずなのに(メイリオフォントはシステムに入っていました)、その機能が使えていなかったのです。
どうやらこれまで何年間も「ギザギザ表示」をしていたみたいです。
そこでフォントの設定を見直しました。これで一番優先されるのは「ヒラギノ」で、次が「メイリオ」にしました。Macで見ている方やスマホで見ている方には関係ない話題ですが。
追記:ちなみに最新(アップデート)のWindows10にはモリサワのBIZ UDフォントというのが入っています。最初、メイリオフォントより優先してこのBIZ UDPゴシックというフォントを指定してみたのですが、欧文の表示がどうも気に入らなくて、結局普通の「メイリオ」にしました。
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