演奏には二つの要素があります。一つは「技法」で、もう一つは「音」です。
多くの方は、「良い音とは、上手な演奏が出来なければ得ることは出来ない」と勘違いしています。しかし、それは逆なのです。
良いとととは、「理」にかなった道具を使って、「理」にかなった運動を行えば、初級者にだって出せるのです。出せる可能性があるのです。
だから私は、色々と理論的なことを主張しているのです。無理なこと、出来ないことは言いません。なぜなら不可能なことを言っていたら、自分の評判が落ちてしまうからです。
もしも自分の演奏の壁を破りたかった、「良い弓」とか「良い楽器」とかで、今までとは違った境地をお見せできる自身がありますから是非いらしてみてください。買う買わないは、その後に考えれば良いのです。
こそこそネットで検索しているだけでは、一生掛かっても「本物(音)」とは出会えません。
関連記事:
- こんな言い方をしたら、オーディオ業界の人に失礼かもしれませんが
- 上達は一人では出来ません
- 普段から良い音を聴いていないから、良い楽器の音が判らないのだと思います
- 当たり前の事かもしれませんが、生徒は先生の奏法(ボウイング)に似ます
- 若い人にはピンとこないかもしれませんが、東欧諸国は別世界でした