今井信子氏の初期の1971年録音のレコードをゲットできました。ジャケットの写真が初々しくて素敵です。
演奏技術は「さすが」なのですが、残念ながらヴィオラの音がイマイチです(イマイチというよりは”悪い”です)。当時の楽器が悪いのか?、それとも録音のせいなのか?(ピアノの音は普通なので、録音のせいとは思えないです)、調整のせいなのか? ちなみにこの数年後(1976年以降?)に録音したモーツァルト&ハイドンのレコードのヴィオラの音の方は素敵です。
日本を代表する演奏家にも、こういう初々しく、そしてちょっと未熟、未完成な時期もあったのだという事が伝わってきて貴重です。
関連記事:
- あらためてバシュメットの初期レコードを聴くと、素晴らしいですね
- お勧めのヴィオラの演奏のレコード(またはCD)
- カントゥーシャ作のヴィオラの弦交換をしているだけなのに、うっとりしてしまいます
- ヴィオラのサイズで音が決まるのではないのです
- オイストラフのヴィオラ演奏を聴けば聴くほど・・