同業者批判をして、誰の得になることも無いのですが、「音響的、科学的な知識の無い弦楽器技術者だらけ」だとつくづく感じます。知識が内容よりも、興味が無いと言った方が正しいと思います。

 なぜ興味が無いのかというと、そちら方面への探求は、底なし沼へ足を踏み入れることに等しいのです。だからお金に繋がらないし、張ったりもきかないのです。

 事実私も、追求すればするほど「判らない」事ばかりが見えてきます。時間ばかりが過ぎていきます。自費の研究費(計測器とかを、撮影機器の購入)にも限界はありますし・・。

 別に愚痴を言っているのではありませんが、大した根拠もない「はったりの技術論」の方が一般の演奏者には受けが良いというのが残念です。

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