メニューインの若い頃のレコードです。私はメニューインに限らず、巨匠達の若い頃の録音が、そして録音ジャケット写真が好きです。後の神格化された演奏家ではない、生の表情(演奏的にも)をうかがい知れるからです。
この写真も、若くて素敵な写真です。
録音された演奏も、高度な演奏技術の上で情熱的で、しかし粗さもあって、そこが人間的で良いです。
素晴らしい演奏であることは間違いないのですが、オイストラフを聴いた後には、ちょっと下手に感じてしまいます。こんな事を言ったらバチが当たりそうですが。
補足:楽器の音質は、オイストラフの楽器よりもメニューインの楽器の方が良い音のような感じがします。おそらく「物」が良いのでしょう。
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