当時のオリジナルレコードをELPレーザーターンテーブルで高音質再生してみました。

D.オイストラフ(50歳)
1958年録音 アンドレ・クリュイタンス指揮 フランス国立管弦楽団

オイストラフって、聴けば聴くほど凄いと感心します。

 

L.コーガン(35歳)
1959年録音 コンスタンティン・シルヴェストリ指揮 パリ音楽院管弦楽団

 

Y.メニューイン(50歳)
1966年録音 オットー・クレンペラー指揮 ニュー・フィルハ-モニア管弦楽団

上記の二人と比べると、ちょっと酷かもしれません。

 

 

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追記(余談)

V.グルズマン
2021年録音
 このSACD(CDとのデュアルレイヤー)は、つい最近お客様がオーディオの音チェックのために工房に持参してくださったSACDです。オケの出だしを少し聴いただけで、最新録音の音質の素晴らしさが判ります(さっそく私も購入しました)。オーディオ的な意味での音響面だけで言えば、上記の名盤とは時代の差を痛感します。
 ヴァイオリン(ストラディヴァリだそうです)も素晴らしい音ですし、演奏も素晴らしいと感じました。ただ、難癖をつけるのならば、演奏が今風と感じました。特にオイストラフとの比較では、「表面を軽やかに撫でるような、軽やかなテクニカルな演奏」なのです。楽器の鳴りが浅いのです(上記の3例中で例えるとメニューインの演奏が近いです)。そのくらい、オイストラフの演奏が凄いと言えます。


 

 

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