弦楽器のf孔は黒色でなければとても間抜けに見えてしまいます。

 ところがSNS上には、楽器のf孔が白色に写ってしまっている写真が多く見受けられます。これは楽器にストロボをダイレクトに当ててしまったから、f孔の奥まで光りが廻ってしまったからです。

 またそうして撮影した楽器は、f孔が白いだけで無く、ニスに極端に強い反射が出てしまいます。これも格好悪いです。

 どうやったら楽器を雰囲気良く、綺麗に撮れるかというと、無難な撮影方法はストロボを使わないで室内の電灯光だけで撮影する方法です。

 もちろん撮影技術のある人は、「間接ストロボ(一眼レフカメラの外付けストロボを天井に向ける)撮影」とか、「ストロボをカメラから離して発光する撮影」とか、「ストロボに大きめのディフューザーを装着する」とか、色々な撮影テクニックはあります。

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