先日フルニエ演奏の無伴奏チェロ組曲を、オリジナルレコードと、CDの音とで比較しました。この時に比較に使ったCDは、写真の左側のCDでした。CDとBlu-ray Audioディスクとが入った3枚組のパッケージの物です。

 今日、Amazonで購入した輸入盤の安い2枚組CDが届いたので、両CDの音を比較してみました。

 全然違います。輸入盤の安物は、ノイズも多く、音もとてもギスギスした音です。

 おそらく著作権の切れた復刻盤なのでしょうが、あまりにも質が低いです。安物にはそれなりの理由があります。こんな音だけを聴いて、これが「フルニエの音」だと思っている人も多いのでしょうね。オイストラフとか、多くの先人達の本当の凄さが知られていないのは、とても残念なことです。

 そういう私も、その一人でしたが。

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