日本でもおなじみの、ウルリッヒ・コッホ氏によるシュターミッツ作曲ヴィオラ協奏曲のレコードです。おそらく1967年くらい(それとも1963年?)に録音された古いレコードですが、さすが独ハルモニア・ムンディ社のレコードは高音質です。

 1967年の音とは思えないくらい、素晴らしい音質だとおもいませんか? コッホ氏が46歳くらいの演奏になると思います。

 私も東京ヴァイオリン製作学校在校時代に、晩年のコッホ氏のリサイタルを武蔵野音大に二度ほど聴きにいったことがあります。

 オケの音質とヴィオラの演奏は素晴らしいのですが、残念ながらヴィオラの音質だけがちょっと・・・。良いヴィオラって、本当に少ないです。ELPレーザーターンテーブルで再生した音は、中低音の音の分離・立ち上がりが素晴らしいので、オケの音が厚みがあるのに透明感があります。

 

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