私が好きなヴィオラ奏者、B.パスキエ氏による「イタリアのハロルド」のレコードです。珍しく、ピアノ伴奏バージョン(リスト編曲)です。
 パスキエ氏のヴィオラの音は少し甘く、柔らかめで(籠もった音では無いのです)、品があるのが特徴です。美しいヴィオラの音です(カントゥーシャ作のヴィオラも共通する音色があります)。

 レコードは仏harmoniamundi社の高音質盤です。

B.パスキエ(Va)1986年録音

CD版もありますので、興味のある方はCD(初期版)をどうぞ。CD版はレコードと全く同じ音質の優秀版ですから、わざわざレコードを購入する必要はありません。

以前紹介したバスキエ氏演奏の「モーツァルト VnとVaのための二重奏曲」もお勧めです。

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