紆余曲折の末に導入した、本格的なレーザー溶接機ですが、弓の修理でとても役に立っています。清水の舞台から飛び降りる思いをして、思い切って導入して良かったとつくづく思います。
今日の毛替えでは、金巻線のちょっとしたほつれを微細溶接して固定しました(目をこらしてようやく見えるくらい)。機材の元を取ることは不可能なのですが、こういうちょっとした修正ができるかできないか、または拘っているのかスルーするのかが技術力の差というものです。
ちなみにこの写真は別の弓の銀巻き線の固定の時の写真です。今回は金巻線だったので、溶接の照射が強すぎると切れてしまって面倒なことになるので(金線は高価なので)、ちょっと緊張しましたがこれまで照射ノウハウを蓄積してきた結果うまくいきました。
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