少し前に、コントラバスのフレンチ弓とジャーマン弓の事を書きました。そこで見本の演奏として、パスキエ氏とシュトライヒャー氏の実際の演奏の動画も紹介しました。
これら両者の演奏に共通しているのは、「理にかなった圧力(のボウイング)」なのです。だから音が良いのです。演奏が上手なのと、音が良いのとはちょっと別なのです。
チェロもある意味、コントラバスに近いです。弦が太いので、発音が難しいのです。だからどうしても指板寄りをスラスラと弾きがちになってしまいます。
私が主張している「真の意味での性能の良い弓」で弾くことで、同じチェロでも全く違う音が出ますよ。なぜそうなるのかは、試奏にいらした方には丁寧に説明します。
重要なのは、感覚論ではなくて、科学的根拠なのです。何も机上の空論の事を言っているのではありません。説明を聞いた後に、一時間後には自分がこれまで出せなかった音が出ます。だから私が主張していることは嘘ではないのです。
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