つい先日も、お客さんと「効率の良い摩擦力を生むための、効率の良い構え方」についての話をしました。
そのような中でいつも感じるのは、自分自身で感じている感覚と、客観的な視点から見ている感じとはずれがあるということです。例えば、本人が自覚していないのに、背筋が丸まっているとか・・。
そこで私が常に主張しているのは
・理論を頭で理解する
・自分を観察する
・練習(これは皆さんもわかっていることです)
最近は高性能なポータブルレコーダーも、小型ハイビジョン・ビデオカメラも随分安くなり、決してマニアだけのものではなくなりました。面倒くさがらず、このような機材を練習に取り入れることも重要です。
スポーツの世界でも、コーチがビデオで撮影している光景なんて、最近は珍しくはなくなりました。音楽でも同じだと思うのです。毎回でなくても、たまに実行するだけでも良いので。
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