私の著書やホームページの中には、多くの「楽器の構え方に関する内容」や「ボウイングに関する内容」が書かれています。
人づての話ではありますが、「演奏も出来ない素人が!」と言われてもいるようです。そこでハッキリとしておきたいのは、私は演奏に関しては素人なので、「演奏の内容に関しては踏み込むつもりはない」ということです。
それでは私が何を主張しているかというと、あくまで一貫して「楽器の話題」、「調整(良い音を出すため)の話題」なのです。私は演奏家ではなく、楽器の技術者だからです。
上記の「一見、演奏の問題?」は、楽器、そして調整を語る上で大前提になる内容だからなのです。もっと具体的に述べるなら、「摩擦力」の理論的な説明なのです。