先日、「ホールの客席前後での音質の変化と、楽器の音響性能との関連」という記事を掲載しました。
このような複雑な内容の記事やグラフとかを掲載すると、それだけで興味の対象から外してしまう方も多いのです。特に文系的な文章表現で楽器の性能を捉えている方には、「興味なし」となってしまうようです。
そこで簡単に、前記の記事で何を言いたかったのかと、その結論について書きます。
結論
1.ホールにはさまざまな音響特性(減衰しやすい音域)がある。
2.よって、楽器の特徴とホールとの相性によっては、音が届かなくなる。
3.ただし、周波数全域に渡って素直な音の楽器は、どのホールとの相性でもきちんと音が出る。
4.しかし、そのような素直な音の楽器は、演奏者には地味に感じてしまう。
5.演奏者の価値観(感覚)が必ずしも正しいとは言えないので、技術的だけで無く、科学的知見をもった専門家に相談すべき。
補足:実際には「周波数特性」の要因以外にも、楽器の「ダイナミックレンジ」の優劣でも表現能力は全く異なってきます。だからこそ、自分の感覚以外の客観性を求める必要があるのです。
現代のスポーツ界ではトップアスリートになればなるほとに、自分の感覚以外のそれぞれの分野の専門家を頼ります。
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