昨日、神奈川県立音楽堂で開催されたアマチュア合奏団のコンサートに行ってきました。

 神奈川県立音楽堂は、まさに「昭和の音楽ホール」って感じの、基本的な「音楽ホール」です。見栄えは古くさいのですが、音はとても良かったです(演奏も素敵でした)。

 最近の反響板が付いていないような、天井の高いホールは格好いいのですが、音が薄っペらになりがちです。その点、神奈川県立音楽堂の音は、反響板のおかげで中低音の音もちゃんと響いて(届いて)、小編成の合奏だったのに、音に艶と厚みを感じました。

 こういう良いホールは、ちゃんと残すべきと思いました。

 余談ですが、演奏会後に筑波学生オケの仲間(後輩)と飲み会があって参加したのです。その時に、「職業柄なのか、私は、演奏会で音楽では無くて音を聴いてしまう」と話したら、後輩の女性に「音楽で感動できないなんて、可哀想」と言われてしまいました。

 そうなのかな?他の人って、そんなに感動するのでしょうか?

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