以前にも同じ内容の事を書いたはずですが、また書きます。
特に初心者クラスの方に多いのですが、独学で練習をしている方も結構多いのです。その理由は「レッスンにつくお金がない」と、「ちょっと弾いているだけなので・・・」という感じです。もちろん趣味は人それぞれの考えで行うべきなので、それを否定するわけではありません。
しかしこれだけは言いたいのです。「あなた、損してますよ!」、と。
どんなに独学で頑張っても、所詮は素人の価値観の範囲でしか物事を考えられません。井戸の中の蛙が、どんなに頑張っても井戸の中の価値観しか考えられないのと同じです。自分の殻は、中から破るのではなく、外から破るのです。それが先生なのです。ちょっとしたきっかけだったりするのです。
「お金がかかる?」・・・その通りです。しかし、それ以上のものを手に入れることができるでしょう。そしてそれは弦楽器演奏だけではなく、ご自身の人生やお仕事などにもプラスの影響をもたらすと思います。これが「弦楽器演奏」の醍醐味です。
お金を「出費」するということは損しているからではないのです。得するからこそ、出費するのです。
是非、弦楽器の先生について、そこで素晴らしい人間関係を築くことをおすすめします。その先生が有名な先生であれ、無名な先生であれ、または個人レッスン、団体レッスン・・・そんなのは関係ありません(どれがよいかは人それぞれ)。とにかく、独学は人生の貴重な時間の浪費です。
ちなみにこの考え方は、ヴァイオリン製作の「弟子」についても全く同じです。「師匠につく」これこそが重要です。
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