先日私の工房のお客様から、「佐々木さんはブログに同じ事しか書きませんよね、もちろん良い意味で・・。」と言われました。

 事実、自分自身でも「毎回、毎回、同じ内容ばかり書いているなあ」とは感じているのですが、「それ」こそが重要なことであり、「それ」以外に書く内容なんてたいして意味のないものなのです。先のお客様は、その重要性を読み取ってくれて、理解してくださっているから、私の「毎回同じ事」という事を評価してくださっているのです。

 私の工房の弟子達に教えている内容も、毎回同じ事ばかりです。本当に重要な内容って、僅かしかないのです。

重要な内容とは
・楽しい内容ではない(能書き、流行、ゴシップ、噂、感覚論ではない)。
・自分の耳に痛い(今の自分を否定する内容だからなのです)。
・面白くない(今の自分の器(理解)を超えている内容だからです)。
・お金がかかることばかり(美味しい話は転がっていません)。
・面倒(行動を起こすということは、動き始めるときは大変なことです)。

 読んでいて楽しいブログとか、SNSの記事とかなんて、こう言ってはいけないかもしれませんが、大した内容ではありません。「耳の痛い内容」とか「つまらない内容」の中にこそ、宝が含まれているのです。

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