ご自分の大切な楽器を、いつまでも良い状態に保ち続けるコツに、秘訣も何もありません。当然のことを行う他はないのです。
・楽器をケースから取り出したり、逆にしまうときには、楽器を一回り見回すようにする。こうすると、無意識の内に自分の楽器の状態が頭の中に入り、異変があったときに気づく確率が高いです。
・楽器を使い終わったら、丁寧に松脂や汗を拭く(強く擦るとか、磨き上げるという意味ではありません)。もちろん、拭く布は頻繁に洗濯して、清潔な物を使ってください。
・楽器店(工房)に頻繁に通って、必要なことは自分で行わず、専門家にやってもらう。
・お金をケチらない。ケチな人って、自分自身は節約をしていると思い込んでいますが、結局自分の身に付くものが無かったり、または縁(アドバイスも含めて)が無かったりするので、楽器の状態も酷いことが多いものです。節約とケチとは違います。
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