工房
「物が落ちる時のような弓の動き出し」
2021年12月7日 工房
「物が落ちる時のような・・」というボウイングの表現は、私に色々教えてくださったあるコントラバス奏者との理想的な弓やボウイングについての会話の中で、その方が何気なく使った表現です。 私は、その例えに「なるほど!」と感銘 …
楽器を購入してくださった方から、よく頂く感想に
2021年12月6日 工房
私の工房にて楽器を購入してくださった方から頂く感想で、「今だから言えるのですが、正直言ってこの楽器の購入当初はピンときませんでした。しかし、今は弾けば弾くほどに、佐々木さんのおっしゃっていた性能の意味が判ります」と、若 …
的を射た「狙った調整」ほど、 時間が経つと調整の崩れを感じます
2021年12月5日 工房
こういうと高飛車に感じる方も多いと思いますが、私は製作技術、調整技術には的を射たレベルの物と、的を射ていない低レベル(一般の人には判りません)の物が存在すると感じています。 「的を射た」というのは、各要素の精度(また …
世界の有名オケの「弓順ライブラリー」サイトとかってあるのでしょうか?
2021年12月3日 工房
以前、自動弓順ソフト「弓順くん」の妄想の事を書いたことがあります。 それと同じなのですが、世界の有名オケの弓順をライブラリーしたサイトとかってあるのでしょうか? 楽譜自体は無断公開したら著作権にひっかりますが、楽譜 …
最近、楽器関連の記事が少ないとのご指摘を受けましたが
2021年11月25日 工房
数名のお客様から、「最近、楽器関連の記事が少なくなっているような・・・」とのご指摘と、要望を受けました。 確かに、どうでもよい家電や車やオーディオの記事がほとんどになってしまっています。 しかし、愚痴になってしまい …
弦の高倍音は、その倍音波長の振幅のポイントを振動させることで出ます
物理に興味の無い方は、弦楽器の高倍音とは楽器が最初から持っているものだと思っているのではないでしょうか? しかし、高倍音って楽器が持っているわけではなくて、意識して演奏技法として倍音を出しているのです。 例えば、弦 …
製作は「精度」、調整は「モデル化のイマジネーション」
2021年11月17日 工房
私がヴァイオリン製作において一番重要だと思っているものは、「製作精度」です。すなわち「技術精度」です。よく、感覚だとか芸術性だとかをアピールする製作者もいますが(だいたはテレビ番組中で)、そんなのは怪しいです。 例え …
スマホ漬けで、人間の脳の思考や感性は退化するのでは?
2021年11月16日 工房
昨日お客様と、「インターネット情報の悪影響」の話になりました。 スマホ漬けになっている人が急増して、インターネット上の情報が実際の世界だと勘違いしている人だらけになっている雰囲気です。インターネット上の情報なんて、誰 …
楽器の価値観における矛盾の考察
私は良い楽器について、こう説明しています。 ・自分が満足できるものが良い楽器であり、それが最終目標でもあります。 ・自分の価値観の殻の中では、良い楽器を選ぶことはできません。すなわち、自分で良いと思った楽器が、良いとは …
「ダイナミックレンジ」というと、大きな音の方に目が行きがちですが
2021年11月7日 工房
私は一貫して、「真の意味での性能の高い弓が大前提で、楽器のダイナミックレンジが判る」と説明しています。 逆の事も言えて、良い楽器とはダイナミックレンジが広い楽器なのです(もちろん、それ以外の発音のレスポンスとか、音の …