ドイツ・ヴァイオリン製作マイスター 佐々木朗の工房日記です。 ホームページは https://www.sasakivn.com です
ブログ記事

工房

コロナの影響で・・・

 6月~7月半ばは、ようやくお客様が戻ってきてくれたとホッとした途端、またコロナの影響でお客様のご予約がパッタリと途絶えてしまいました。愚痴を言っても仕方ないのでひたすらじっとしています。しかも、お隣さんの家の建て替えの …

“Zauberplatte”の音響性能は、良いチェロほど顕著に実感できます

 私の考案した”Zauberplatte”の効能には大きく分けると、「滑りにくさ(弾きやすさ、安定具合)」と「音の良さ」があります。  最初の「滑りにくさ(弾きやすさ、安定具合)」に関しては、どの …

なんで変な弓を買ってしまうのだろうか・・・

 もう20年以上前からずっと同じ事を言い続けていますが、腰の弱いペコペコな弓(こそが)を良い弓と感じ概して、自信を持って購入している方がほとんどなのです。特に上手な人、高価な弓、自分の考えに自信がある人ほどそうなのです。 …

旋盤で、ペグのボール装飾の修理

 チェロの糸巻きに付いているボール状の装飾が、折れて取れて無くなってしまったというお客様がいらっしゃいました。  今回のチェロは私の工房にてお売りした楽器ですが、高価なチェロのため、多少お金がかかってもきちんとした修理( …

自分の好みの音の楽器が、良い楽器とは言えないのです

 自分に自信のある人ほど、「自分の好みの音」だとか「自分にとっての良い楽器の音」を判っていると思い込んでいます。  だから、自分で楽器を選んでしまいます。  しかし自分の好みの音の楽器が、良い楽器とは言えないのです。とい …

弓毛の面の隅(極端に言えば毛一本)で弾くのが正しいという、間違った常識

 「弓は傾けて、弓毛の面の隅で弾くのが正しい弾き方」と、勘違いをしている方がとても多いのです。中には、「毛1本だけで弾くような、高度な演奏」みたいな事を言う人もいます。  そういう弾き方を意識して行っているのか、または無 …

楽器の「豊かな鳴り」が足りないと感じていらっしゃる方

 特にヴィオラやチェロの方で(ヴァイオリンも同じですが)、楽器の「豊かな鳴り」が今ひとつ足りないと感じていらっしゃる方、それは弓の性能不足という理由の場合が多いのです。  試奏しにいらしてください。ご自分の楽器の鳴り方に …

夏に松ヤニを塗るのは難しい

 夏、気温が高くなると松ヤニの表面が溶けてツルツル状態になります。そうなると、毛替えをしたばかりでただでさえ摩擦係数が低い馬毛は、松ヤニ表面を削ることが出来なくなってしまうのです。  こういう時、ムキになって速いスピード …

松ヤニを塗りすぎると、逆に滑ります

 よく「松ヤニは何往復塗ったらよいのですか?」みたいな質問を受けることがあります。  しかし、言葉だけで答えられるほど単純なものではありません。馬毛の表面の状態、松ヤニの種類、その人の癖、楽器の特性などによって、変わって …

馬毛のキューティクルで摩擦力が生まれているのではありません

 先日テレビの音楽番組で、ある有名ヴァイオリニストが知ったかぶりをして、「馬毛のキューティクルで弦を振動させて音が出ている」みたいな説明をしていました。だから、馬毛が古くなるとキューティクルがすり減って摩擦力が減ってしま …

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