今日、ある若い演奏家から「楽器の音色とは何なのか?」と、真剣に質問されました。
彼女は学生の時からとても真面目で、とても上手なのに知ったかぶり(天狗)になっていないので、私も誠心誠意の真剣な対応をしています。
このような真面目で若い演奏者が存在するのは、私の希望でもあります。
それで色々説明しました、「主観性」、「客観性」、「音響的」、等々。もちろん、それだけで理解できるわけがないのです。なぜなら、私自身もその探究の途中でしかありませんから。
しかし、そのような真面目な演奏の追求こそが、彼女の音色を構築するはずなのです。
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