先日、知人のお宅に伺ったときに聴いて感動したメータ指揮、ロスアンジェルスフィルハーモニック演奏「マーラー交響曲第5番」の高音質スーパーアナログディスクを、私もあちこち探し回って入手できました(有名盤だったため比較的簡単に見つかりました)。
このレコードが発売された頃はハイファイオーディオ絶頂期だったため、とにかく録音が素晴らしいです。もちろん素晴らしい演奏あってのことです。
凄まじい迫力と音場感、透明感! 私がこれまで聴いていたCD盤(こちらも別の有名オケの素晴らしい演奏なのですが)の音がつまらなく感じてしまうくらい、素晴らしいです。
こういう素晴らしい録音を聴き直すと、最近の録音の質の低さというか、薄っぺらさを実感します。おそらく、若い録音エンジニアの普段のオーディオ(音楽)再生環境の低下からくる、感性の低下(または価値観の変化)なのでしょう。
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