私ここ数年で、(特に資金的な意味で)検討に検討を重ねた末、「3Dプリンタ”Qholia”」、「ELPレーザーターンテーブル」、「レーザー加工機”Hajime”」を導入しました。
これらの機器は、小さな会社で作られている、ある意味一品一品の受注生産品と言っても良いくらいの製品なのです。だから、導入したときにもそこの開発者だったり、社長さんだったり、または責任者だったりに直接お会いできて、お話を聞くことが出来ました。大企業の製品だったらあり得ないことです。
これら3製品を開発、製造、販売しておられる3人の方に共通して感じたのは、ご自分の製品に関して驚くほど徹底的に熟知しているということでした。「自分のところで作っている製品なんだから当然でしょう?」と思われる人も多いかもしれませんが、なかなかそうはいかないものです。
なぜそこまで熟知しているのかというと、開発だけでなく、製造にも、顧客対応にも、全て責任を持って当たっているからだと思います。
小さな会社だからこその強みです。そして私が一番実感しているのは、製品の購入(導入)という事から、そのような凄い人達と繋がりを持つ事が出来、それが私の人生観に何らかの影響を与えてくれたという実感なのです。決して大げさな話ではありません。これは私の財産です。
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