会議の数と製品の魅力は反比例します。別の言い方をすると、会社の規模と製品の魅力は反比例すると言っても良いかもしれません。
たくさんの人が議論すればするほど、駄作が生まれます。なぜならば、議論のほとんどは「保身」と「保険」だからです。
重要なのは、ほんの一部の人のひらめきと、独走です。これが出来る会社の製品は魅力的です。そんなことを許す会社は小回りの利く小さな会社か、またはトップが凄い人(もちろん大きな失敗の責任を常に取る覚悟の)なのでしょう。
いずれにせよ、日本の大企業メーカーの製品は魅力的なものがほとんど無くなりました。その原因は、決して不況とかではなく、会社の背骨が弱っているという単純な理由です。それを認めたくない人ばかりでしょうが。