ヴィオラのお客様と、楽器の音の話をすると、大体はサイズの質問が来ます。「もう少し大きい方が、音が良いのでしょうか?」とか、「この大きさのヴィオラでは、この音が限界でしょうか?」とか。
ヴィオラのサイズで単純に音が決まるのだったら、全てのヴィオラはもっと大きいはずですし、第一、ヴァイオリンの音色がもっと陳腐なものとなっている音でしょう。
ヴィオラの音色は「作り」で決まります。大きさの要因もあることは事実ですが音や性能を決定づける要因は「作り」なのです。
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