ヴィオラという楽器は難しいです。楽器本体、調整の方向性、演奏の絶対的な手本が曖昧だからです。

 私は、「ミャーミャー」する音(鼻が詰まったような音)のヴィオラは好きではありません。発音特性が優れていて、ポ~ンと素直な音がして、さらに楽器の鳴りを感じるようなヴィオラの音が好みです。

 しかし、ミャーミャー音こそがヴィオラの音だと感じている人も、ずいぶん多いです。だから難しいのです。

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