これまで何度も書いていることですが、「柔らかい音」と「周波数帯域が狭い音」を勘違いしている人がとても多いと感じています。

 その逆に、キンキンする楽器が周波数帯域が広いと思っている人も多いのです。これも勘違いです。

 例えば、私が音響実験とか楽器の録音用に使っている、計測用広帯域マイクロフォン”Earthworks M50″というマイクロフォンがが有るのですが、その音って一聴すると刺激が無くてとても柔らかに感じるのです。

 楽器もそれと似た感じです。

 ちなみに、多くの方が勘違いしている「柔らかな音の楽器」って、私の評価では「籠もった音」とか「詰まった音」の楽器の事です。

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