先日、私が愛用している「ELPレーザーターンテーブル」の会社の竹内さんが、工房に寄ってくださってお話をする事が出来ました。
ELPレーザーターンテールの事については当然として、「良い音とはどのような音なのか?」とか、「良い音を健康に応用する」とかの興味深い話もきけました。
私はこのELPレーザーターンテーブルで再生したレコードの「高音質」を、楽器に役立てています。私にとっては、ごくごく普通の活用法です。
しかし、ELP竹内さんのお話を聞くと、それぞれのユーザーが、それぞれの目的で活用しているらしいのです。中には、「レコードの良い音を聴くことで健康(?)に活用するお仕事」をされているお客様もいらっしゃるとのこと。
私も人からみたら特殊なのかもしれませんが、世の中には「音楽」とか「音響」をさまざまな目的で活用されている方がいらっしゃるのだと、不思議に感じました。
しかし、最近、なぜレコードの音がこんなに魅力的であり刺激的なのかがはっきり見えてきました。
それは「ノイズ」です。ノイズこそが、重要な要素だったのです。ノイズが距離感(音場感)を生み出すのです。さらに、神経を刺激させるのです。
これは、音響的なダイナミックレンジの、さらに応用的な考え方です。
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