今日は久しぶりに、弓の試奏において、弓の性能の仕組みについての説明をしました。最近のコロナ自粛によってこういう機会がめっきり減ってしまっていたので、1時間半弱の会話をするだけでも、時間が2倍くらいに感じてしまいました。

 いつも同じ事を感じるのですが、お客様所有の全く同じ楽器を使っているのに、ボウイングががらりと変わって、それに伴って出てくる音が変わるのです。

 そして一番嬉しいのは、ご自身の音の変化と、ボウイングの仕組み(からくり)に気づいて、お客様が喜んでくださる笑顔が、私も嬉しいのです。

 いったんパズルの解法がわかると、後はお客様の方が上手なので、あっという間に応用の音を出すことが出来るのです。

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