先日、パラリンピック競技の紹介番組の中で、その選手が「音を見(視)る」みたいな表現をしていました。

 これって、私も同じ事を意識しています。我々音の技術者だけでなく、演奏者側にも重要なイメージと思うのです。

 それでは私の考える、「聴く」と「視る」の違いは何かというと、主観的ー客観的、感情的ー観察的、無形的ー有形的みたいな違いがあるように感じています。

 例えば、純粋に音だけを観察、分析する事って、形が無いので不可能に近いです。感覚論になりがちです。しかし、波形とかグラフとかに置き換えると、音の形が見えてきます。パラリンピックの話とはずれていますが。

関連記事: