これまでにも書いている内容ですが、教職員へのアカデミック価格販売は職業差別です。例えばAdobe社の「Creative Suite 5 Design Standard」を例にとると、
*Creative Suite 5 Design Standard 製品版 通常価格 ¥198,380 (税込)
*Creative Suite 5 Design Standard アップグレード版「A(前バージョン所有者対象)」 ¥83,980 (税込)
*Creative Suite 5 Design Standard アップグレード版「B(古いバージョン所有者対象)」108,980 (税込)
そして
*Creative Suite 5 Design Standard 学生・教職員個人版 ¥67,780 (税込)
 何、この値段差は!?実売19.8万円の物が、一部の人にだけ6.8万円になるって・・・常識的にあってよいものでしょうか?
 学生が対象なのはわかりますが、教職員だけを対象としているのはどう考えても職業差別です。もちろんAdobe側の目的(魂胆)もわかってはいますが、それにしてもこれでは職業差別では?
 なぜボランティア関係者はだめなのか?シニア世代はだめなのか?医療関係者は?失業中の人は?また、私の工房の弟子も、アカデミック対象とはなりません。
 学校自体がアカデミック価格で購入できるのは理解できますが、教員個人の所有物をこのような非常識の価格で購入できるというのはどう考えてもおかしいです。そしてその特権を持っている教員達は、その職業差別を黙認しているのです。

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