昨年、川口君が私の工房に入門してから、私は楽器の音質は当然のことながら、カメラの画質、ビデオ撮影、マイクロフォンの音質、パソコンの性能等々、様々な「高性能」について説明したり、追求するように仕向けてきました。
少し前に、川口君自身が高性能なマイクロフォンを立てて、演奏会のビデオ撮影をして、そしてBDを製作したのですが、これまでに彼自身が当たり前と思っていた演奏DVDの音質とは全く別のクオリティのビデオディスクを制作できるのだと気づいてから、彼は「より良い音」に興味を持ったようです。
最近はオーディオ再生にも興味を持ったみたいで、ネットワークプレーヤー、高性能ヘッドフォン、アンプなどを買いそろえてオーディオに目覚めたみたいです。もちろんお金がないので、高級機は買えませんが、それでも最初はそれで良いのです。
このような「こだわり」が、弦楽器技術者としても、きっと役に立つはずです。
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