工房
「才能の無駄遣い」の研究対象は
2019年1月8日 工房
先日テレビで、ある若い演奏者が演奏していました。 ところがその演奏、典型的な、私が主張している「理にかなっていない奏法」をしているのです。 テレビで演奏しているので、才能のある若い奏者なのでしょう。しかし、その「本 …
実は、私の目標は「用語、表現辞典」を作る事だったのです
これまでに何度も書いたことがありますが、私はこの弦楽器の仕事に関連し始めて直ぐに、さまざまな非科学的な内容、オカルト的な非合理性、矛盾、自己陶酔性、芸術という言葉の濫用、等々を感じてきました。 「ちょっとやばい世界(業 …
楽器や弓の収集癖、または頻繁に買い替えている人は、ちょっと冷静になるべき
2019年1月7日 工房
プロ、アマ問わず、演奏者の中には楽器や弓を買い集めて、たくさん所有している人がいます。また、それとは別に、楽器や弓を頻繁に買い替えるような人もいます。 もちろん、グレードアップすること自体は悪いことではありません。し …
「音階(音律?)」にはさまざまな理論がありますが、頭でっかちになってはいけません
2019年1月6日 工房
私は研究者ではないので詳しいことは知りませんが、「音階(音律?)」には驚くほどたくさんの種類が存在し、そして様々な音程も存在します。 例えば弦楽器のチューニングでよく「純正律」とか「平均律」とか「ピタゴラス音律」とか …
自分にとっての「平成」とは
2019年1月6日 工房
小渕さんが「平成」と書かれた色紙を掲げるあの有名なシーンを、私は無量塔親方ご夫婦と一緒にテレビで見ていました。 私がその時に通っていた東京ヴァイオリン製作学校(無量塔親方の私塾)は正月休みでしたが、私は盆暮れ無しに通 …
毎年そうなのですが、とても乾燥している時期の毛替え作業は難しいです
2019年1月3日 工房
毎年この季節になると同じ事を言ってる気がしますが、乾燥している時期の毛替え作業はとても難しいです。自分が良いと思って毛の長さを調整しても、パンパンに張りすぎていたり、張りすぎていると思っていたら、それで良かったり・・・ …
“クラシックカー”と言ってもそんなに古くはない
2019年1月2日 工房
先日、ある自動車の番組で1900年初期の頃のクラシックカーが出ていました。今の自動車とは形も性能も全く異なる、いわゆる”クラシック”カーです。オリジナルの保存状態で、さらに動くものはとても希少だ …
想い出の「テラーク盤 サンサーンス オルガン交響曲」を聴き比べてみた
2019年1月2日 工房パソコン、AV、家電、車
私は学生時代、オーディオに凝っていました。当時「高音質デジタル録音レコード」定番であったテラーク盤も愛聴盤でした。「テラーク盤」と言えば「チャイコフスキーの1812年の大砲」ですが、私は「サンサーンスのオルガン交響曲」 …