工房
私は説明するための台詞の台本は作っていません
2018年9月8日 工房
私は工房にて、弓の性能の理論の説明をするときなど、毎回、同じような内容の事をお話しします。 しかし、その時に、私は講演会で話をするときのような台詞の台本は作らないことにしています。なぜなら、お客様とは「一期一会」の気 …
日本の「騒音公害(汚染)」の現実を、もっと自覚すべきです
2018年9月8日 工房
最近、たくさんの海外からの旅行者が日本に訪れてくれます。 しかし、もしも「音」が見えたとしたら、日本ってとても汚い国です。例えれば、ヘドロにまみれた街で、平然と暮らしているようなものです。こんな汚い国を、何の疑問も持 …
使っていない楽器の弦は緩めてください
2018年9月7日 工房
全く使っていない楽器は当然として、年に数回しか弾かないような楽器でも、弦を緩めて置いてください。楽器の傷み方が、まるで違います。弦を緩めた後に、駒の角度を再調整しておくのがポイントです。 週に一回くらいは …
お金をかけなければなりません。しかし、お金をかければ良いというものでもありません
2018年9月7日 工房
お金をかけなければなりません。しかし、お金をかければ良いというものでもありません。 これは一見矛盾した言葉にも思えるかもしれません。しかし、重要な考え方であり、それは弦楽器以外の全てにも当てはまります。 例えばあなた …
threshold(しきい値)を越える努力
2018年9月6日 工房パソコン、AV、家電、車
楽器だけの話ではなく、全てにおいてそうなのですが、多くの方は自分自身の現在の世界観(価値観)に満足しています。正確に言えば、「満足している」というよりは、満足しようとする努力をしています。 なぜなら、生物は自分を守ろ …
ついつい無難な方へ流され気味なので、もっと気持ちを張らなければ
2018年9月5日 工房
お客さまとの接客や、調整の内容など、「答え」は一つではありません。いくつもの選択肢があって、その中から妥当と思われるものを探すのが、接客であり、調整なのです。 難しいのは、より本質的で高度なものほど、お客様は拒絶しま …
当然のことですが、私の工房で買ってくださった商品は差別しています
2018年9月3日 工房
私は、私の工房お売りした商品、例えば楽器や弓は当然として、ケースでも差別しています。 「差別」というと意地悪な感じに捉える方もいらっしゃると思いますが、そうではなく、買ってくださったお客様の満足のために、「責任をもっ …
80年代のN響の演奏は素晴らしい
2018年9月2日 工房
先ほどテレビで80年代の演奏と思われる、N響の「悲愴」の演奏が流れていました。私の中では、当時のN響の音は素晴らしいと感じていましたが、それが私の想い出から作られたイメージなのか、実際にそうだったのか、とくにそれ以上の …
弓の毛の片側だけから、馬毛が切れていく(減っていく)人
2018年8月31日 工房
馬毛が弓の毛幅の片側から徐々に切れていく人がいます。 その原因は、弓の傾けすぎにあります。 それではなぜ弓を傾けすぎて弾く癖があるのかというと、弓が弱いからなのです。弓が潰れやすいために、自然と弓の毛を(平行近くに …
弓竿のフェルナンブコ材の材質はピンからキリまであります
2018年8月31日 工房
時々、私が販売している弓について、「材質は? フェルナンブコ材ですか?」と尋ねてくる方がいます。 もちろんフェルナンブコ材です。 通常、よほど安物の弓で無ければ、弓の材質=フェルナンブコ材と言い切っても良いほど、フ …