工房
楽器の調整の具体的な事で、先生の言うことを信用しないでください
2018年9月14日 工房
私の工房のお客様から、「先生から、こういう部品に交換すべきと言われた」とか、この部品は良くない」とか、または「楽器のここは、こう調整すべき」とか、調整の具体的(細かな)ことをアドバイスされて困っている。というような相談 …
ヴィオラこそ良い性能の弓が必要なのに
2018年9月14日 工房
本日、久しぶりにヴィオラの方が弓を購入してくださりました。私の説明を信頼してくださって、とても嬉しいです。 ヴィオラって、ヴァイオリンやチェロと比べても、比率的に音が出にくい楽器なのです。だから本当は、ヴィオラこそ、 …
ヴァイオリンを独りで弾く(練習)するのが趣味だと言っている方
2018年9月11日 工房
「ヴァイオリンを”独り”で練習したり、弾いたりするのが趣味なのです」という方は、意外と多いものです。 もちろん趣味には色々なタイプがありますから、それを全否定するわけではありません。 しかし …
楽器の中のホコリは、どうしてこんなに溜まるのだろう?
2018年9月9日 工房
私は楽器の調整の時には、ついでに楽器の内部の清掃も行います(必ずというわけではありません)。 その時に吹き出すホコリの量の多いこと。毎回驚きます。 楽器を扱いが雑な人(汚い楽器)は、想像していたとおりの「酷さ」なの …
9月に入って、ようやく猛暑からは脱出したかな?
2018年9月8日 工房
今年の猛暑は異常事態でした。特に7月後半の猛暑は、酷かったです。ニスの被害も例年以上に多かったです。特にニスが柔らかいカントゥーシャの楽器(年代によっても違いますが)でニスにトラブルが起きてしまった方もいらっしゃいまし …
私は説明するための台詞の台本は作っていません
2018年9月8日 工房
私は工房にて、弓の性能の理論の説明をするときなど、毎回、同じような内容の事をお話しします。 しかし、その時に、私は講演会で話をするときのような台詞の台本は作らないことにしています。なぜなら、お客様とは「一期一会」の気 …
日本の「騒音公害(汚染)」の現実を、もっと自覚すべきです
2018年9月8日 工房
最近、たくさんの海外からの旅行者が日本に訪れてくれます。 しかし、もしも「音」が見えたとしたら、日本ってとても汚い国です。例えれば、ヘドロにまみれた街で、平然と暮らしているようなものです。こんな汚い国を、何の疑問も持 …
使っていない楽器の弦は緩めてください
2018年9月7日 工房
全く使っていない楽器は当然として、年に数回しか弾かないような楽器でも、弦を緩めて置いてください。楽器の傷み方が、まるで違います。弦を緩めた後に、駒の角度を再調整しておくのがポイントです。 週に一回くらいは …
お金をかけなければなりません。しかし、お金をかければ良いというものでもありません
2018年9月7日 工房
お金をかけなければなりません。しかし、お金をかければ良いというものでもありません。 これは一見矛盾した言葉にも思えるかもしれません。しかし、重要な考え方であり、それは弦楽器以外の全てにも当てはまります。 例えばあなた …
threshold(しきい値)を越える努力
2018年9月6日 工房パソコン、AV、家電、車
楽器だけの話ではなく、全てにおいてそうなのですが、多くの方は自分自身の現在の世界観(価値観)に満足しています。正確に言えば、「満足している」というよりは、満足しようとする努力をしています。 なぜなら、生物は自分を守ろ …