ドイツ・ヴァイオリン製作マイスター 佐々木朗の工房日記です。 ホームページは https://www.sasakivn.com です
ブログ記事

工房

3Dプリンタ “Qholia”

 3Dプリンタが話題になり始めた頃から、その活用に関してのアイデアは持っていました。しかし、3Dモデリングを行う技術(3Dソフトを使いこなせない)や、機材の導入コスト、さらには出力される3Dモデルの品質など、様々な障壁が …

NHKのテレビ番組「パイプオルガン誕生~イタリア」が素晴らしかった

 私はよくテレビ番組(またはマスコミ)のレベルが低いということを書いていますが、もちろん素晴らしい番組もあります。  この「パイプオルガン誕生~イタリア」は、東京カテドラル聖マリア大聖堂のパイプオルガンを、電気式だったも …

音叉による「純音」の音

 先日ある音高生が、工房の音叉の音を聴いて、「音程が違うように聞こえるけれど、本当に442Hzですか?」みたいな感じで質問してきました。  どうやら電子チューナーの音ばかり聴いているので、本当の純音の442Hzの音を理解 …

コーヒーミルでの味の違い

 我が家ではドイツに住んでいた頃の習慣で、毎朝コーヒーを淹れています。以前には豆を買って、手動のミルで挽いていたのですが、その内面倒になり小型の羽根式の電動ミルを使うようになりました。ところが、羽根式の電動ミルは苦みがで …

「良い楽器」とは何が違うのか?

 先日あるヴァイオリンのお客様から、「良い楽器って、何がどう違うのですか?」と質問されました。  私も常々「良い楽器」に関して述べていますが、いざこのように端的な質問を受けると、その答えに一瞬戸惑いました。  もちろん、 …

音楽の本質とは何か~より具体的に

 なぜ我々人間は、音楽に魅力を感じているのでしょうか? 究極の部分では以前にも何度も書いた事がある「遠足のおにぎり」なのですが、今回はもっと具体的な事を書いてみましょう。  先日「人類の代表曲を一曲あげろといわれたら」の …

理にかなった道具と運動(奏法)により、弓の震えはピタリと止まります

 本日、少し前に弓の試奏にいらした方が、再びいらして弓を購入してくださりました。そして再び簡単な試奏(今度は実際に購入する弓を選ぶため)をするなかで、弓の震えがピタリと止まる事を感心してくださりました。  なぜ、弓が震え …

チェロケースを倒してしまって、ネックが折れてしまったチェロの修理

 昨日、ほんの僅かな気の緩みからチェロケースを倒してしまって、ネックが折れてしまったチェロが運び込まれてきました。  チェロはヴァイオリンと比べて構造的に弱いので、このようにケースが倒れてしまっただけで壊れてしまう事もよ …

なぜ私の運動(演奏)モデルを、なかなか理解してもらえないのかというと

 私は、私のホームページ上や、工房にいらっしゃるお客様に、「理」にかなった運動モデル、演奏運動理論を説明します。  ところが、なかなか理解してもらえません。私のホームページやブログを読んでいる方が理解できていないというの …

懐かしい!「シュトライヒャーのコントラバスの妙技」LPレコード

 先日偶然に、ルートヴィヒ・シュトライヒャー演奏の「驚異!コントラバスの妙技」というLPレコードが目に止まりました。このLPレコード、学生時代に購入してお気に入りのレコードの一枚だったのです。  特に、東京ヴァイオリン製 …

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