ドイツ・ヴァイオリン製作マイスター 佐々木朗の工房日記です。 ホームページは https://www.sasakivn.com です
ブログ記事

工房

「理」とか「科学的」というのは、「物理学(学問)」の事ではありません

 私は常に、「理にかなった」とか、「科学的に」とか、または「物理」とかいう言葉を強調、主張します。  中には「物理学を知りもしない職人のお前が、偉そうなことを言えるのか?」と思われる方もいらっしゃることでしょう。  その …

客の前で弟子や従業員を叱る人って最低

 客の前で自分の弟子や従業員を叱る人がいますが、そういう人って最低です。叱るのは客のいないところで行うべきです。  お客側としても良い気分がしないし(これが一番重要)、弟子や従業員にとっても良い事は一つもありません。   …

ドイツのクラシックラジオを聴いていて想い出しました

 先日、工房で仕事をしながら、インターネットラジオでバイエルンクラシックラジオ局を聴いていたのです。時々ドイツ語の解説とか、コマーシャルとかも入ったりして、一瞬、カントゥーシャ工房で働いていたときにタイムスリップする事も …

ヴィオラの”良い音”って

 ヴィオラの”良い音”って、多くの方(ヴィオラ弾きも含めて)が思っているようなこもった音ではなく、「柔らかいけど、スッと通る音」です。鼻が詰まったような音でもありません。または力尽くにかき鳴らして …

学生オケの先輩と楽しい食事

 昨日は学生オケ時代から親しくさせていただいてるA先輩(Hr)がいらしてくださって、食事に誘ってくださいました。私も知らなかった高円寺の美味しいレストランで、美味しい食事とお酒をご馳走になってしまいました。  このA先輩 …

“Qholia”3Dプリンタの驚異的な精度

 Qholia 3Dプリンタでテスト立体モデルを出力してみました。定規と比べていただけると判ると思いますが、驚異的な高精度です。これが樹脂を吐き出して積層形成した物とは思えません。ちなみにフィラメントはPLA系で、ノズル …

いつの間にか、ずいぶん歳をとってしまいました

 少し前に、学生時代のオケ仲間から、実家の押し入れから見つけ出した演奏会のPCM録音と映像テープ(共にβビデオテープ)が送られてきたので、ダビング作業を行っていたのです。  その映像中にA先生の姿も映っていました。A先生 …

バイクの楽しさもヴァイオリンと同じです

 私は時々バイクにも乗る、いわゆる「軟弱ライダー」です。冬は寒いからあまり乗りませんが、それでも時々乗った時には、「そうそう、これこれっ!楽しい~!」って感じます。  バイクの楽しさって、まさにヴァイオリンと同じなのです …

当然の事ですが、「調整」には限界があります

 私は自分自身の持っている様々な理にかなっている技術や知識を集めて楽器の調整を行います(特に重要なのは弓の性能の理論です)。多くの方は「同じ楽器でもこんなに違うのですね」と喜んでくれます。  しかし、調整で行える事には限 …

3D Printig 2018展示会へ行ってきました

 昨日は国際展示場にて開催されている3D Printig 2018展示会へ行ってきました。半月前に導入したQholia 3Dプリンタの出展ブースもあったので、使い方とかの質問をしにいったのです。とても親切に対応してくださ …

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