以前にも書きましたが、「ELPレーザーターンテーブル」って画期的で、音質的にも革命的に素晴らしいのに、意外なことにオーディオ雑誌などではほとんど取り扱われていません。

 だから中には、「怪しい製品」と疑っている人も多いとのことでした。

 しかしELP社とは何の関係も無い私が実際に購入して、色々聴いている内に、「今までのレコードプレーヤーでは、本当のレコードの音を再生出来ていなかったのではないか?」という感想さえも出てきているくらいです。これは以前もブログでも書いたことです。

 さて、そんな素晴らしい性能のELPレーザーターンテーブルが、なぜ専門誌やオーディオ専門店でそこまで取り扱われないのか? 相手にされていないのか?

 あくまでも私の推測ですが、次の2要素が考えられます。

 1. オーディオ雑誌に宣伝広告費を払っていない。
 当たり前の事ですが、雑誌とかテレビって、スポンサーのお金が元になって運営されています。取材も、そのようなスポンサーのお金が元になっているのです。だから、専門誌の内容記事だって、結局のところ、広告スポンサーへの配慮が大きく出ています。

 これは弦楽器業界でも、全く同じです。例えばある若手の演奏家の記事が出ていたりします。それは様々な利害関係から作り上げられた記事なのです。だから、誰も知らないような、そして利害関係も無いような優秀な演奏者を記事にするのは「地元新聞」くらいなのです。
 楽器でも同じです、活字になる情報は、全てが意図的にお金を使って活字にしているのです。

 ELP社はいわゆる、業界紙との持ちつ持たれつの関係は積極的には行っていないのでしょう。なぜかというと、あくまでも私の推測ですが、次の理由によると思います(あくまでも私の推測ですよ)。

 2. ELPレーザーターンテーブルは、とても画期的なアナログレコードプレーヤーです。この音を認めてしまうと言うことは、今までの既成概念をひっくり返してしまうことになるのです。それはオーディオ業界(メーカー、ショップ、オーディオ雑誌、評論家)の積み上げてきた物、膨大な数の関連商品(スポンサー)を否定する行為にも繋がります。

 いわゆる、危険人物なのです。だから「否定はしないまでも、無視する」という距離感を保っているのだと思います。

 なにか、人事とは思えません。長年の既成観念を変えようとすると、「無視」されるのです。

 アナログレコードの再生に興味がある方は、是非ELPレーザーターンテーブルを自分で買って試してみてください。最初は、「なんだこれはっ!」て悪く感じると思いますが、1ヶ月後には今までと違った価値観が見えるはずですから。

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