デュ・プレのこの素敵な2枚のレコードはドヴォルザークのVc協奏曲(写真左)と、ハイドンのVc協奏曲第2番(写真右)です。共にジャケットデザインが似ていていますが、演奏が対照的なのです。
ドヴォルザークのVc協奏曲は力強く、荒々しく、一方ハイドンのVc協奏曲は実に柔らかな演奏をしています。デュ・プレって、こういう演奏も出来るのですね。
両方のアルバムを聴くと、デュ・プレの魅力がより伝わってきます。
蛇足になりますが、ハイドンのVc協奏曲第1番は、「ドヴォルザーク寄り」のいかにもデュ・プレっぽい演奏です。
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