オイストラフが比較的初期1954年に録音した、シベリウス作曲ヴァイオリン協奏曲(エールリンク指揮、ストックホルム祝祭管弦楽団)のオリジナル10インチレコードと、CDの音を比較してみました。

 上がレコード、下がCDです。モノラル録音です。ちなみにこのレコードはイギリスのレコードショップから取り寄せた古いレコードです。

 CDの音も悪くないと感じましたが、若干ダイナミックレンジ(オケの音量)が低い感じです。CDを作るときにコンプレッサー処理を行ったのかもしれません。好みの問題でもあるかもしれませんが、CDの音は音色が痩せているように感じます。ノイズ処理で情報が僅かに失われたのかもしれません。

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