最近私は3Dプリンター関連の事を行っていますし、オーディオだとか、写真・ビデオ撮影だとか、またはWeb製作、DTP関連、または様々な実験等々、色々な方面に手を出しています。

 「佐々木さんは多趣味ですねえ」と言われる事も多いですし、「新しい事に熱心ですねえ」と言われた事もあります。

 そう思われる事は、ある意味嬉しい事です。というのは、私に余裕とか遊び心があると感じてくれているいるからだと思うのです。ところが実際には、もっと切実な話しです。

 私は、日に日に劣化しているのです。体力、感覚、視力、聴覚だけでなく、思考力もです。様々な事に対しての興味も薄れていっています。日に日にです。それを実感しています。ついつい「それで十分なのでは?」と考えるようになってしまっているのです。「さらに上を」とか「その裏側には何が?」とかの興味や向上心が薄れているのです。

 プロとして、こんな事を言うのは恥でしか無いのです。しかし、なぜこの恥をあえてさらしているのかというと、私の「逃げの退路」を、どうにか断ちたいという気持ちがあるからなのです。

 色々な葛藤、努力の結果、様々な方面に意図的に手を出して、自分自身の興味とか、感覚とかを劣化させないように、日々努力をしているつもりです。もちろんそれは、皆様に対しても直接影響する部分なので、だからもがいているのです。

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