工房
当然のことですが、私の工房で買ってくださった商品は差別しています
2018年9月3日 工房
私は、私の工房お売りした商品、例えば楽器や弓は当然として、ケースでも差別しています。 「差別」というと意地悪な感じに捉える方もいらっしゃると思いますが、そうではなく、買ってくださったお客様の満足のために、「責任をもっ …
80年代のN響の演奏は素晴らしい
2018年9月2日 工房
先ほどテレビで80年代の演奏と思われる、N響の「悲愴」の演奏が流れていました。私の中では、当時のN響の音は素晴らしいと感じていましたが、それが私の想い出から作られたイメージなのか、実際にそうだったのか、とくにそれ以上の …
弓の毛の片側だけから、馬毛が切れていく(減っていく)人
2018年8月31日 工房
馬毛が弓の毛幅の片側から徐々に切れていく人がいます。 その原因は、弓の傾けすぎにあります。 それではなぜ弓を傾けすぎて弾く癖があるのかというと、弓が弱いからなのです。弓が潰れやすいために、自然と弓の毛を(平行近くに …
弓竿のフェルナンブコ材の材質はピンからキリまであります
2018年8月31日 工房
時々、私が販売している弓について、「材質は? フェルナンブコ材ですか?」と尋ねてくる方がいます。 もちろんフェルナンブコ材です。 通常、よほど安物の弓で無ければ、弓の材質=フェルナンブコ材と言い切っても良いほど、フ …
私の工房には、なんにもありませんよ
2018年8月29日 工房
ネット検索して、情報を探している人に、ガッカリされないように事前に言っておきます。 私の工房には、なんにもありません。特別な楽器や弓があるわけでもありませんし、大先生が通われている人気店でもありません。魔法の技術を持 …
楽器の製作技術の差ってそんなにあるのか?
2018年8月29日 工房
私の話の中で「良い楽器」、または「良い技術」という言葉が頻繁に使われているのをお気づきと思います。 しかし、「楽器の製作技術って、そんなに差があるの?」っていうのが、正直な感想なのではないでしょうか? 答えとしては …
自分の著書をたまたま開いたら、「いいこと書いてるなあ!」って。
2018年8月27日 工房
工房を整理していて、たまたま私の著書「弦楽器のしくみとメンテナンス2」のあるページが開いて、書いている図に目が行ったのです。 「調整とベクトル」の図。 これまでこんな簡潔な説明をした人がいたでしょうか! 我ながら、 …
打楽器奏者の素晴らしい技術
2018年8月26日 工房
先日、「題名のない音楽会」で、打楽器奏者の特集をしていました。そして最後に、3人の打楽器奏者だけで、ベートーヴェン第九の4楽章の最後の部分だけを演奏したのです。 楽器は、バスドラムとシンバルと、トライアングルだけです …
自分が良いと思えば、何でも良いではないか?
2018年8月26日 工房
「楽器も、弓も、調整でも、演奏する自分が良いと思えば、他人にああだこうだと言われる筋合いはない」という事を言う人もいます。 それは、その通りです。満足していれば、それで良いのです。究極の目標は、自分が心から満足できる …