工房
旧JAEGERヴァイオリンケースのマット
2017年8月28日 工房
ケース内のクッション(スポンジ部分)は古くなると痩せてきて殆ど無くなってしまいます。古いJAEGERケースでも、楽器の上部にかけるマットの内部のクッションが痩せてしまって、布だけ状態のペラペラになってしまっている人が多 …
あるホームページが閉じられていました
2017年8月28日 工房
インターネット初期の頃からあって、おそらく多くの皆さん(特に、ベテラン?の方々)もご存じだと思う、あるクラシック演奏関係のホームページが閉じられていました。 その管理人さんは、私の工房のお客様でもありまして、最近は工 …
「弾きやすくなった!」という感想も、嬉しいでです
調整で、「こんなに音が変わるとは思っていなかった」とか、「私の楽器って、こんな音がする楽器だったのですね」みたいに、音が良くなったという事に関する感想を頂くのは、もちろん嬉しいことです。私が狙って、そうしたことですから …
肩当てのフィット感を求めて(試行錯誤して)いる方は、問題は肩当て側ではないのです
以前にも書きましたが、「肩当ての極小値は、肩当て無し」なのです。すなわち、肩当て「有り」と「無し」とでは、基本的な「楽器の持ち方」の理論は同じなのです。 一方、「肩当て無し」に自分にピッタリはまるフィット感はあるでし …
「最近、佐々木さんの工房に行ってきました?」
2017年8月25日 工房
今日、工房にいらしたあるヴァイオリン奏者のお客様との会話なのですが、その方が生徒さんが楽器ケースを開けたときに、甘い匂いがしたので、「最近、佐々木さんの工房に行ってきました?」と尋ねたところ、ケースの中の楽器がカントゥ …
よくありがちな、間違った調整のヴィオラを調整しました
2017年8月24日 工房
この一週間、ヴィオラの調整に時間をかけていました。このヴィオラは、ある音高生のヴィオラなのですが、これまで自己流の調整(弦の選択も含めて)を行ってきたらしく、方向が「よくありがちな」間違った方向に向いていました。これで …
とても良いカントゥーシャ作のヴィオラ
2017年8月12日 工房
本日、極上物のカントゥーシャ作のヴィオラを購入していただけました。予約のお客様のヴィオラだったので、そのお客様の購入の有無が決まらない内には、WEB上でそのヴィオラについて書けなかったのです。 ほんとうは「こんな良い …
若い子の弦楽器(または音楽演奏)への興味が薄くなっている事への危機感
2017年8月9日 工房
ここ10年~15年くらいに特に感じているのですが、大学生とかの若い子の弦楽器や音楽演奏への興味が薄くなっているように思います。 弦楽器人口が減っているとか、そういう数の問題と言うよりも、興味の薄さというか、淡泊になっ …
良い作りのチェロとヴィオラって、ほんとうに少ないです
2017年8月9日 工房
私の工房で修理・調整している楽器は、ほとんどが他店で購入した楽器なのですが、チェロとヴィオラは、残念ながら本当の意味での良い作りの楽器って、本当に少ないです。 「新作楽器」とか、「古い楽器」とか、「ラベル」の問題とか …