工房
「弦」単体だけでは何も語れません
2013年8月22日 工房
時々「弦の特徴は?」とか「お勧めの弦は?」みたいなことを尋ねられるのですが、弦単体で音を語るのは無理があります。楽器の特性はもとより、調整によっても弦の選択は異なってきます。別の言い方をすれば、同じ弦を張っていても調整 …
昨日は弦楽器フェアのチラシ発送作業のお手伝い
2013年8月19日 工房
昨日は、この時期恒例の「弦楽器フェアのチラシ発送作業」のお手伝いに行ってきました。弟子の林さんはもう4回目のお手伝いになり、けっこうなベテランです。 このような場では、林さんが色々な製作者やそのお弟子さんと会話ができるよ …
お盆期間中の修理調整も今日で一段落
2013年8月17日 工房
お盆期間中の修理調整が集中していましたが、今日でようやく一段落です。お盆が過ぎて、ずっと続いていた異常な暑さも、ちょっとはおさまってきた気もしますが、日が短くなってきてなんだか寂しい気もしますね。 さて来週は高円寺の …
自分のヴィブラートの音色がイマイチだと思っている方は
「綺麗なヴィブラート」の要素はいくつもありますが、その中でも意外と知られていないのが「摩擦力の継続性」ということです。これは少し前に私のレポート「Q:正しいヴィブラートと”痙攣”ヴィブラートとの …
ぼけてこもった音と柔らかい音は違いますよ
2013年8月10日 工房
楽器の構造自体(最初からの作りや後年になってからの状態)が悪くて、または調整が未熟なために音がぼけていたり、こもっていたり、または音が出ていなかったりしている楽器のことを、「柔らかで品の良い音」と勘違いしている人が多い …
娘が高校の管弦楽部でエンジョイしているのは良いのだが
2013年8月5日 工房
今年の春から高校生になった次女は管弦楽部に入って、この夏休み中もオケ三昧です。とても楽しそうなので、それはそれで素晴らしいことなのですが、悪影響も出てきています。それは演奏が雑になってきたということです。 アマチュア …
私は自分の「感覚」を信用していない
2013年7月29日 工房
今日、工房にいらしたお客様と、「弓を選ぶときに、いきなり自分の感覚で選んではいけない」という話をしました。「自分の感覚を信用する」というのは、かっこいい言葉ではあるのですが、しかし「感覚」というものを突き詰めて考えてい …
Willcomの音声電話としての性能
2013年7月29日 工房
その仕組み上からPHSの音は携帯電話よりも良いのですが(最近の携帯電話の音質はずいぶんよくなりましたが)、PHS端末による性能差もけっこうあるのです。 先日私はPHSを水没させてしまって、代替え機を使っていました。そ …