ドイツ・ヴァイオリン製作マイスター 佐々木朗の工房日記です。 ホームページは https://www.sasakivn.com です
ブログ記事

工房

本格的レーザー溶接機を導入して良かった

 紆余曲折の末に導入した、本格的なレーザー溶接機ですが、弓の修理でとても役に立っています。清水の舞台から飛び降りる思いをして、思い切って導入して良かったとつくづく思います。  今日の毛替えでは、金巻線のちょっとしたほつれ …

音響測定用マイクロフォンの音の感覚と、カントゥーシャ作の楽器の音の感覚

 私の工房では音響測定用のマイクロフォンに、Earthworks M50マッチドステレオペアというマイクロフォンを使っています。一言で言えば、広帯域&フラットな特性のマイクです。  こう言うと、多くの方から、「さぞ高音が …

スポーツ界は、どんどん進歩している

 先日、スポーツ(野球とか陸上競技とか)のトレーニングに、「積極的に科学的計測を行って、具体的な目標値を定める」という内容の番組がありました。  以前にもメージャーリーガーのトップクラスの投手が、ボールの回転だとか軌道だ …

タミヤの使い捨てパレットが便利

 私は長いこと、ニスのレタッチ用に、陶器製のパレットを使っていました。しかし、ニスが複雑に混ざり合って堆積してしまうと、何色だか判らなくなってしまうのが欠点です。水彩絵の具と違って、なかなか洗い落とす事もできません。   …

楽器の良い音とは、弦を大きく振動させると言うよりは、楽器の響板をドライブするイメージ

 多くの方は、「楽器を鳴らす」というと、「弦を大きく振動させる」ことだと思っているようなのです。決して間違いでは無いのですが、誤解しているのです。  「弦を大きく振動させる」という事を表面的に捉えすぎていて、とにかく弦の …

全弓を意識的に使って弾く練習の意義

 少し前の事ですが、工房のお客様からご自分のお子さんのヴァイオリンレッスンについて、ちょっと質問を(質問というよりは雑談程度)受けました。  お子さんの先生から、さかんに「全弓を使って弾くように」との指導を受けるとの事で …

とても演奏が上手な人に、性能の低い弓を使っている人が多い理由

 プロ・アマに限らず、ソロを演奏するようなとても上手な演奏者で、残念ながら性能の低い弓を使っている人がとても多いのです。  なぜ「性能が低い」と言い切れるかというと、このような悪影響が顕著に出てしまっているからなのです。 …

娘がお世話になっていたヴァイオリンの先生と、ヴィオラの音談義

 今日は、娘が小さいときからずっとお世話になっていた先生がヴァイオリンとヴィオラの調整の事でいらして、そこから「ヴィオラの音」の話になりました。  話の流れから、オイストラフ演奏のヴィオラのレコードを聴いて「感心」し、そ …

良い楽器とは、音響的に優れた楽器です

 「良い楽器」の中には、たくさんの要素が含まれています。例えば、「ラベル」だとかもその要素の中の一つであることは間違いありません。  しかし、あくまでも私の考えですが、「良い楽器」の一番の核となるものは「音響的性能」だと …

マイスタージンガー前奏曲って、再生するのがとても難しい

 これまでに何度も紹介している、このSACDのワーグナー集のマイスタージンガー前奏曲を久しぶりに聴きました。  聴けば聴くほど、再生すれば再生するほどに、様々な楽器の音が複雑に絡み合っている複雑な曲だという事を実感します …

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