工房
私の好みのヴィオラの音
2019年1月14日 工房
ヴィオラという楽器は難しいです。楽器本体、調整の方向性、演奏の絶対的な手本が曖昧だからです。 私は、「ミャーミャー」する音(鼻が詰まったような音)のヴィオラは好きではありません。発音特性が優れていて、ポ~ンと素直な音 …
CD(レコード)の購入枚数と感動の量は反比例する
2019年1月14日 工房
以前に、中古CDの購入についての記事でも書きましたが、わたしは次の事をもの凄く重要視しています。それは、 CD(レコード)の購入枚数と感動の量は反比例する という事です。私の中では「法則」です。 お金がなかった学生時 …
ブラームスのヴィオラソナタCDの聴き比べ
2019年1月14日 工房パソコン、AV、家電、車
先日、兎束氏演奏のブラームスのソナタのレコードの話を書きました。私にとっては、このレコードの重厚なヴィオラの音が、ブラームスのソナタにピッタリしていると感じるのです。 「ブラームスのヴィオラソナタ」ついでに、他の演奏 …
チェロの発表会で”Zauberplatte”の効果を直接確認しました
2019年1月13日 工房
今日は、私の工房のチェロのお客様お二人の発表会があったので、聴きに行きました。このお二人、偶然にそれぞれが私の工房に通われている方なのです。チェロの世界は狭いですね。 お二人とも私の工房で弓を購入された方で、もちろん …
再生音質によって、「音楽」の感じ方も違うのです
2019年1月11日 工房
私はこのブログ上でもよくオーディオ装置の事を書いています。それは単なる趣味の話だけではなく、弦楽器関連の音を考えるうえでの実験でもあるのです。 例えば、再生装置の違いとか品質によって、具体的にはオーディオ装置であった …
楽器の構え方を「そうじゃない」と言われてムッとする方もいらっしゃいますが
2019年1月9日 工房
以前に「理の内訳」という記事を書いたことがありますが、私の考え方は大きく分類すると次の3本柱から成り立っています。 弓の性能の理論 楽器の構え方の理論 楽器の音響的な理論(理論と言うよりは、理論に基づいた技術) 「弓 …
ヴィオラの音は、サイズで決まるほど単純なものではありません
2019年1月8日 工房
ヴィオラ弾きの都市伝説みたいな事で、「大きいヴィオラほど良い音、または低音が出る」というのがあります。すなわち、40cmよりは41cmが、41cmは42cmが、そして可能ならば43cmのヴィオラを・・・と。 しかし、 …
「才能の無駄遣い」の研究対象は
2019年1月8日 工房
先日テレビで、ある若い演奏者が演奏していました。 ところがその演奏、典型的な、私が主張している「理にかなっていない奏法」をしているのです。 テレビで演奏しているので、才能のある若い奏者なのでしょう。しかし、その「本 …
実は、私の目標は「用語、表現辞典」を作る事だったのです
これまでに何度も書いたことがありますが、私はこの弦楽器の仕事に関連し始めて直ぐに、さまざまな非科学的な内容、オカルト的な非合理性、矛盾、自己陶酔性、芸術という言葉の濫用、等々を感じてきました。 「ちょっとやばい世界(業 …
楽器や弓の収集癖、または頻繁に買い替えている人は、ちょっと冷静になるべき
2019年1月7日 工房
プロ、アマ問わず、演奏者の中には楽器や弓を買い集めて、たくさん所有している人がいます。また、それとは別に、楽器や弓を頻繁に買い替えるような人もいます。 もちろん、グレードアップすること自体は悪いことではありません。し …