工房
なぜこうも人によって、楽器やケース(カバー)の傷み方が違うのでしょうか
2017年10月30日 工房
私の工房には様々なお客様がいらっしゃるのですが、人によって楽器の傷み方、ニスの傷み方、ケースカバーの傷み方が全く違うのです。 その原因は、その人の使い方であるという事は間違い有りません。楽器の傷み方が酷い方にそれを指 …
弓の性能が低いのです
2017年10月30日 工房
つい先日、あるプロのヴィオラ奏者がカントゥーシャ作のヴィオラの試奏にいらっしゃいました。購入希望と言うよりは、単に興味から試奏してみたいという感じでした。 しかし、やはり(私にとっては珍しくはありません)弓の性能が低 …
チェロのニス修正は縦にして行うこともあります
2017年10月21日 工房
通常のニス修正は、楽器を作業台の上に横にして置いてから行います。ところがチェロの場合には、演奏を縦にして行うために、どうしても縦方面からの傷が付きやすいのと、または縦方面からの傷が目に付きやすいという特徴があります。 …
2種類のヴィブラートの音質
ヴィブラートの音質には、基本的に2種類が存在します。大きく分類すると、「馬毛と弦との間の摩擦力に変動のないヴィブラート」と、「摩擦力に変動のあるヴィブラート」です。 この2つの違いは、慣れてくると音を聴いただけでも判 …
ハイスピード撮影の難しさ
2017年10月19日 工房パソコン、AV、家電、車
先日、音叉の振動をハイスピード撮影した動画を公開しました。 中には、「何?これがどうした?」と思われた方も多いと思います。ところが、この音叉の振動のハイスピード撮影は、とても基本的な要素が含まれているのです。ある意味 …
良い楽器を購入した後に、安心しきってはいけません
多くの方の楽器の演奏活動(演奏人生)において、一番、行動的で積極的で、また意識が高い時期は、良い(高価な)楽器を買い替える直前の時期と重なります。 それは当然と言えば当然です。なぜなら、意識が高いから、演奏に対してよ …
音楽の本質の要因が、”音楽以外”にもあるという一例
2017年10月17日 工房パソコン、AV、家電、車
私はこれまでに何度も、「音楽の本質」についての考えを述べてきました。あまりにもたくさん書いてきたので、具体的な記事を上げることはできませんが、例えば次のような単語を使っていたはずです。 ・遠足のおにぎり ・芸術の本質と …
音叉の振動の様子
2017年10月15日 工房パソコン、AV、家電、車
ハイスピードカメラで音叉の振動の様子を撮影してみました。音叉の上端が左右対称に振動しているのが判ると思います(正確には、叩いた瞬間は左右の動きがずれていますが、徐々に左右で同期しているのが判ります)。一見簡単な撮影のよう …
良い弓や楽器を弾いたからといって、直ぐに判るわけではないのです
私は弓の試奏者に、まずは「弓の性能とは何か」を長々と説明します。その中で、「『見える』と言うことはどういうことか?」という説明もします。 「見える」と言うことは、自分の脳が理解できている事であり、その逆に、自分の脳が …
「焼き鳥会」、楽しかった!
2017年10月14日 工房
昨日は予定通り、久しぶりの「焼き鳥会」を行いました。私を含め7名が集まりました。もちろん皆私の工房のお客様です。 お客様同士はもちろん面識はありませんでしたが、すぐに皆うち解けて、とても楽しい時間を過ごすことが出来ま …