ドイツ・ヴァイオリン製作マイスター 佐々木朗の工房日記です。 ホームページは https://www.sasakivn.com です
ブログ記事

工房

素敵なチェロコンサートでした

 昨日はいつもお世話になっている方がお知り合いという事で、その方の紹介で、「ベンツェ・テメスヴァーリ(Vc)、宮田 森(Pf)」というチェロコンサートを聴きに行ってきました。   詳しいプロフィールはこちらをご覧ください …

一生懸命だから、向上心があって研究熱心だから、自分が見えなくなる

 お客様から、調整の依頼と、「ちょっとだけボウイングを見て欲しい」というメールを頂きました。  このお客様、アマチュア演奏者なのですがとてもお上手な方です。だから「ボウイウングを見て欲しい」というメールの意味がピンとこな …

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲の比較

当時のオリジナルレコードをELPレーザーターンテーブルで高音質再生してみました。 D.オイストラフ(50歳) 1958年録音 アンドレ・クリュイタンス指揮 フランス国立管弦楽団 オイストラフって、聴けば聴くほど凄いと感心 …

絶対にお勧めしたい「サッシ窓の補助鍵」

 最近の日本の治安は悪化の一途をたどっています。実際に身の回りで空き巣被害の話を聞くことも珍しくなくなってきました。だから防犯意識が高いことに越したことはないのです。  空き巣の手口として、サッシ窓の鍵の部分だけを割って …

外出時の室内の温度管理

 この季節になると、お客様から「室温が上がってしまうが、楽器は大丈夫ですか?」っていう質問がきます。  私の返答としては、「窓際に楽器を保管するとかは論外ですが、30度を超えてしまうのはしかたありません。ケースに保管して …

弓竿の反りと、理にかなったボイウイング運動の説明

 性能の高い弓竿の「反り」と、それに伴う物理運動としての理にかなったボウイングの説明と、「弓竿に沿った、えぐるようなボウイング」という表現に対しての間違った理解について説明します。

音楽の表現とは、相手の膝をコンと叩く行為

 音楽の表現とは自分一人では完結できません。  例えば自分独りでどんなに気持ちをこめて熱演したとしても、誰にも聴いてもらえなければ、誰からの反響もなければ、それは単なる自己満足の思い込み行為でしかないからです。  もっと …

馬毛の品質の低下が悩み

 弓竿の材料「フェルナンブコ材」が入手困難になっているのはご存じと思います。特にその中でも「良質なフェルナンブコ材」、もっと言えば、「良質で高性能なフェルナンブコ材を使って製作された弓」は希少品となっています。  だから …

PENTAXからフィルムカメラが復活だそうです

 若者の間でずいぶん前からインスタントカメラ(ポラロイドカメラ)のチェキというカメラが人気でした。最初は若者のパーティーカメラとして活用されていたようですが、最近ではインスタグラムの画角にピッタリらしくて、若者の感覚にあ …

「自分へのご褒美」っていう表現

 弦楽器関連だけでなく、テレビ番組とかYouTubeとかのあちこちで、「自分へのご褒美で・・・」って言っている人がとても多いです。  本当は自分が欲しいから購入したのに、まるで自分にはそのような欲求や執着が無いかのように …

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