工房
ニス用の低速度攪拌機のテスト
2020年5月10日 工房
弦楽器製作用のニス内の樹脂は、熱を加えると溶解しやすいのですが、傷んでしまいます。また、溶剤(アルコールやテレピン油等)を加えると溶けやすいのですが、濃度が薄くなります。 理想は、ゆっくりと長時間攪拌し続けることです …
自分の固定観念を振り払うのが一番難しいのです
2020年5月10日 工房
技術において、良い音を追求するにあたって、自分の固定観念を振り払って、常に客観的視線を持つ事が重要です。「俯瞰から眺める」という行動です。 ところが、これまでの自分の技術の追求こそが、固定観念の大本とも言えるのです。 …
アマビエのテールピース装着依頼は、お受けしておりません
2020年5月9日 工房
先日紹介したアマビエ・テールピース。 厄除けのために、演奏者からの装着依頼が殺到してしまうかと恐れていたのですが(工房の前に2m間隔で列を並ばせなくてはいけないので、係員を雇わなくてはならなくなります)、予想が外れて …
「モデル化」の2つのタイプ
2020年5月9日 工房
弦楽器関連に限らず、全ての事柄を考える上で重要なのは、見えない未知の事象を脳内で「モデル化」して、可視化することによって考察することです。 私は、この「モデル化」の方法には2つのタイプが存在すると感じます。 ひとつ …
私は、ネットの中には存在しません
2020年5月8日 工房
以前にも書きましたが、同じ事を書きます。 インターネット検索でしか、私のホームページやブログを読んでいない人にとっては、私という存在は、「ネットに小まめに書いている職人さん」ぐらいにしか思っていないことでしょう。 …
何事にも「こだわり」を持つことが重要です
2020年5月6日 工房パソコン、AV、家電、車
昨日、「振り子のイラスト」を描いて、ブログ記事中に掲載しました。 ところが掲載後に、とても気になって悔やんでいる部分があるのです。それは、鉄球のグラデーション表現です。 グラデーションの明るい部分が、円の中心に位置 …
「脱力」は決して力がゼロと言っているのではありません
以前にも説明したことがあるのですが、多くの方は「脱力」という言葉を勘違いしています。 力を入れないことと勘違いしているのです。または間違った教育がまかり通っています。 その原因は、使っている弓の性能が低いことが原因 …
演奏とは、スポーツと一緒で、「運動(論)」なのです
2020年5月5日 工房
「根性」は当たり前。いかに物理的に理にかなった運動を実践できているかで、その人の能力下での結果が出ます。 演奏も全く同じです。理にかなっていない運動を行っていては、または原理的に理に反するような道具を使っていては、結 …
自分の価値観を追求するのではなくて、「価値観をさらに越えたところ」を
「また、その話か!」と、うんざりされている方がほとんどでしょう。 しかし、私にはそれしか言えないのです。 自分で検索したりして、自分の価値観を追求するのではなくて、自分の価値観をさらに越えたところに、本質は(正確に …